タン ・ブロ 12月号

タン・ブロの担当、 STAFFの優です。
東京のオールドアメリカ、マニアック・エリアなアメ横は、クリスマス&暮れから正月に続く商戦の真っ只中。ここではアラスカから届いたマグロやいくらを買ってもよし、アメリカ直輸入ものの革やスニーカー、デニムを探してもよし。でも、こだわりのシルバーを探すなら、いつだってタンタン!
鮭を担いで遊びにきてください。

  
今回は、いつもと趣向を変えて、タンタンによるターコイズの本場ニューメキシコ州への買い付け旅行を紹介します。モーテルに泊まりながら、1日150マイル以上、走りに走った・・・と思う。とっておきのターコイズと銀細工を求めて、どこまでも本気なスタッフ魂をみていただきたいです。
  

成田からデンバーへ。アルバカーキへ向かう国内線に乗り換えた。
  
チーフのShyueiと自分の2人でコロラド州のデンバーの空港へ。それから、国内線で、ニューメキシコ州のアルバカーキへ。そこはアメリカ最古の都市サンタフェが近く、アメリカの京都みたいなオールドタウンがある。その後、ルート66やフリーウェイをひた走りながら、ネイティブアメリカンの居留地エリアの中心、ギャラップを目指して走った。
  

アルバカーキからギャロップへのフリーウェイだ。
  
人相も変わるほど、疲れ果てた我らが探すのは、価値あるオンリーワンのターコイズ。
この地には、かつては栄え、いまでは枯渇してしまったターコイズ鉱山の山脈が続く。
 
かつては豊富に掘り出されていたターコイズは、今でもネイティブ・デザイナーや目利きたちによって、手から手へと取引きされている。
今回は、帰国してすぐのShyueiチーフと自分が買い付けの成果を熱々でご報告します!


ターコイズの収穫祭のようなタンタンアパッチブルー降臨!


アパッチブルー:リング\222,400 サイズ♯19
 

立体的な花のモチーフはナバホ族の女性デザイナー作。
 
最近、すごい勢いで探されているターコイズ、アパッチブルーとは、2003年ネバダ州のキャンデラリア山脈で発見された新しい鉱山から獲れたターコイズのことをいう。
 
色や形が様々で、見分けることがなかなかに難しいといわれているアパッチブルー。
でも、この貴石はドンピシャ、アパッチブルーの特長を押さえていた。
 
深く濃いブルーに黒か、または赤茶のマトリックス入り。美しい模様は超一級品の証。ターコイズを際立たせる花のモチーフの台は、ナバホ族の女性デザイナー、マリタ・べナリーの作品だ。
 
アメリカには50州がある。そのうち47番目の州ニューメキシコはインディアンたちが歴史的に文化や経済を発達させた土地だった。インディアン文化とスペイン文化が栄え、いまでも赤土の建物など美しい街並みが残っている。
 
一方、殺人も多い危険地帯だ。泊まっているモーテルでも緊張感でいっぱいだ。でも、こんな見事なアパッチブルーに出会えれば本望ともいえよう。
  

ここは、ターコイズ・トレイルだ。バイカーのメッカでもある。
 
気球の世界大会が開催される街アルバカーキからサンタフェと並行して走るターコイズ・トレイル(ターコイズ街道)へ行ってみた。バイカーが集合するカフェなどもあり、彼らの走りのメッカとなっている。ここに立つと、この道は、どこかに眠っているお宝へときっとつながっているだろう…と思えた。
 
ここは炭鉱の街だ。ターコイズ鉱山が近くにあるため、周辺に住むプエブロ・インディアンがターコイズジュエリーや工芸品を作ったことから、ターコイズ・トレイルと名づけられた。現在では閉山したため、ターコイズは採れなくなっている。特に人気だった、スリーピングビューティも年々枯渇気味だ。今回、このスリーピングビューティに大収穫があったことをご報告しよう。
  

ブレスレット:スリーピングビューティ・サンドキャスト\174,400
  

この半端ないボリューム感!ざらざらして
泥臭い男の魅力ぷんぷんのブレスだ。
 
スリーピングビューティはマトリックスのないライトからミディアムブルーが特徴。この石と相性もバツグンなのが、このオールド加工のサンドキャスト。ボリューム感を落ち着かせ、価値ある逸品へと仕上げている。
 

ギャロップでの買い付けシーン。いまでは、日本人バイヤーが見当たらない (笑)
次は、同行したSTAFFの優へ。


サンドキャストの魅力に開眼いいものは買う!この姿勢


たくさんのターコイズと出会えたが、さあ、何を選ぼうか。
  

ターコイズ・ビーズが半端なく種類豊富。
 
シルバーアクセのメッカであるギャロップではネイティブの作品がたくさん見られた。
自分がいいと思ったのは、この独特なデザインのペンダントだ。
 

ペンダント:ビズビー・サンドキャスト \118,400
 
このペンダントのモチーフは、“ナジャ”風。ナバホ族にとってナジャとは、女性の子宮のことだ。スモーキーなニュアンスをシルバーに醸し出す、砂をまぶしたようなサンドキャスト、いい感じです。
 
その中心には、人気のビズビーターコイズ。
泥臭く存在感のある金茶のマトリックスに、Shyuei先輩は即買い決定。
ビズビーターコイズの殆どは、産出されていた当時は、銅を産出するのに掘り起こした石のくずとして捨てられていたというから驚きだ。
  

赤土でできたショップなどもこまめに見て回った。
 
現地買い付けは、危険地域での冒険旅行でもあった。
空は青く、道は延々と続き、日々寡黙になっていく。
何も言うことはない。
二人のミッションはタンタンの店頭で、ナバホ族のスピリットとオンリーワンのターコイズをお客様に届けること。「いいものは即買い!」精神でひたすら走った旅だった。
  
今回は、アメリカ買い付けの旅と、現地買いのなかから、特におすすめの3点をご紹介させていただいた。
他にもたくさんの掘り出し物があるので、ぜひ、店頭にきてください。
お宝揃いの1品ものばかりなので、売り切れ御免です。
STAFF 優


 
 
 
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